弦の音が聞こえたら

冷たい夜が来たら
眠りという名の駅に行こう
そこで夢の列車に乗って
朝日という名の駅に着く

当たり前のことが
くだらなく思えてきたから
餓死寸前の僕を
誰かに笑ってもらおうかな
さぁ時は来た
散々笑われたな
訳も無く思い切り
笑ってみよう
不安に潰されぬように

生まれた意味は見当たらないが
価値は見出せるんだよ
はぐれた君は見つからないが
声は届いてるぞ

誰かがやらなきゃならない
その言葉があるから僕はさ
この地面の上に立って
お前と同じ夢を見るんだよ

出会いのサイクルが
巡りめぐりここまで来たから
餓死寸前の僕を
支えていてくれてサンキューな
さぁ奴が来た
無駄足でもなかったかな
寂しさ後ろに
連れて行くのは辛いから
手を繋いでいこうか

なくした意味が今見つかった
この出会いの前触れなんだ
ふらつく僕に気付いてくれた
音も届いてるぞ

〜誰かがやらなきゃならないんだ〜

弦の音が聞こえたら
自分という名の駅に行こう
弦の音が聞こえたら

生まれた意味は
見当たらないが
価値は見出せるんだよ
はぐれた君は
見つからないが
声は届いてるぞ
ギターの音色が
聞こえる